Android Xposedモジュール開発方法

注意

この記事の内容は2017年1月16日時点の物です。
内容が古くなっている場合があります。

Ⅰ はじめに

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Ⅱ 準備物

• Android Studio
• root化済みのAndroid端末
• Xposed Installerを予めインストールして下さい

Ⅲ 開発方法

1. プロジェクト作成

2. アプリケーション名を決める

3. プラットフォームを決める

Minimum SDKはAndroid 4.0.3(API 15)を選択する。

4. Activityは追加しない

5. app/build.gradleを書き換える

以下のコードをbuild.gradleに追加します。

repositories {
    jcenter();
}

dependencies {
    provided 'de.robv.android.xposed:api:82'
}

6. AndroidManifest.xmlを書き換える

以下のコードをAndroidManifest.xmlに追加します。

<meta-data
    android:name="xposedmodule"
    android:value="true" />
<meta-data
    android:name="xposeddescription"
    android:value="Xposedモジュールの説明" />
<meta-data
    android:name="xposedminversion"
    android:value="53" />

7. 新規クラスの作成

package net.kagasu.myxposedmodule;

import de.robv.android.xposed.IXposedHookLoadPackage;
import de.robv.android.xposed.XposedBridge;
import de.robv.android.xposed.callbacks.XC_LoadPackage.LoadPackageParam;

public class MyXposedModule implements IXposedHookLoadPackage {
    public void handleLoadPackage(final LoadPackageParam lpparam) throws Throwable {
        XposedBridge.log("Loaded app: " + lpparam.packageName);
    }
}

8. xposed_initファイルの作成

app/src/main/assets/ に xposed_init ファイルの作成を行って下さい。

※うまくフォルダの作成ができない場合は、 Tool WindowのProjectの表示形式をProject Filesに変更した後に作業しましょう。

9. xposed_initにエントリポイントとなるクラス名を書く

net.kagasu.myxposedmodule.MyXposedModule

10. ビルド

プロジェクトをビルドし、Xposedモジュールをロードさせます。 モジュールを追加/変更した後はAndroid端末の再起動を必ず行って下さい。 ※Xposed Installer → フレームワーク → 簡易再起動でも可

11. 実行結果

Android端末再起動後にXposed Installer → ログで実行結果が確認できます。

トラブルシューティング

1. "Session 'app': Error Launching activity" と出る

2. 今回のサンプルはActivityがないので正常です。

3. コードを書き換えてもモジュールが更新されない

4. Android StudioのBuild → Rebuild Projectを実行した後にRun appを実行すると更新されます。 更新した後はAndroid端末の再起動を必ず行って下さい。