備忘録

備忘録

自己デジタル署名されたドライバをテストモード無効状態で実行する方法

Ⅰ. はじめに

自己デジタル署名されたドライバは通常「テストモードとして起動したWindowsのみ」実行できます。
テストモード無効のままドライバを実行したい場合は、有効なデジタル署名を証明機関から購入し、デジタル署名をする必要があります。

この記事では hfiref0x 氏 が作成した DSEFix を利用し、これらの制約を取り払い、テストモード無効状態でもドライバを実行する方法を紹介します。

Ⅱ. やり方

1. DSEfix をダウンロードする

https://github.com/hfiref0x/DSEFix/tree/master/Compiled

2. bat ファイルを作成する

start_driver.bat

@echo off
rem 署名チェックを無効化する
dsefix.exe

rem ドライバを開始する
sc create MyDriver binPath=c:\MyDriver.sys type=kernel
sc start MyDriver

timeout /t 3
rem デフォルト状態(署名が必要な状態)に戻す
dsefix.exe -e
pause
3. bat ファイルを実行する

実行結果

テストモード無効状態でドライバが実行できた
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